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代表メッセージ CEO Message

金融の専門知識がなくても、
正しい意思決定が
できる人を増やしたい

原田 慎司

株式会社モニクル
代表取締役CEO

これまで私は証券アナリストやM&Aバンカーとして証券会社で勤務した経験から、金融業界の課題を目の当たりにしてきました。
日本は、諸外国と比較しても家計や金融資産に占める現預金の割合が突出して高く、眠っている資産が多く存在すると言われています。この現預金を賢く運用していくことが、今後の日本の成長や人々の豊かな生活のためには欠かせません。
日本政府も、資産運用立国に向けて大きく舵を切りはじめており、金融業界は大きな転換期にあります。

”デジタル金融サービス”の
不足は解決すべき大きな課題

しかし、金融業界においては決済システム以外でDX(デジタル・トランスフォーメーション)が大きく遅れており、資産運用立国に向けて、解決すべき課題が山積しています。例えば、生活に与えるインパクトが大きいにも関わらず、金融教育が進んでおらず、人々が専門知識を得る機会が十分にあるとは言えません。また、デジタル金融サービスは、その数と質のどちらにおいても充実しているとは言えず、顧客目線のサービスが少ないといった問題もあります。

私は、このような課題をどうにか解決したいと考え、2013年に会社経営を始めました。この思いは、「金融の力で、安心を届ける。」という弊社のミッションに込めています。

「金融サービス
プラットフォーム」の
実現で課題解決へ

2013年に金融メディア事業をスタートし、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」をはじめとする複数のメディアを立ち上げました。LIMOは月間1000万UU以上を有する国内最大級の金融経済メディアに成長し、多くの読者の方に、日常的に読んでいただけるメディアに成長しました。読者の金融リテラシーの向上やお金にまつわる情報格差の解消に貢献することで、金融教育の推進に寄与したいと考えております。

また、2019年にはデジタル金融サービス事業をスタートし、お金の診断・相談サービス「マネイロ」をリリースしました。「マネイロ」は「すべての人に正しい資産運用を」をコンセプトとした体験型の資産運用サービスです。学んだことをプロと一緒に実践できるオンライン相談サービスでは、質の高い資産運用コンサルティングを無料提供し、体験者数は累計15万人を突破しました。

「誰もがお金に関する
正しい意思決定」ができる
社会を目指して

そして、これらの事業をサポートする親会社として、2021年に株式会社モニクルを創業しました。モニクルグループ全体で、メディアとデジタルプロダクト、そして人によるサービスとを複合的に組み合わせることで、今までになかった「金融サービスプラットフォーム」というソリューションを実現することができました。

「金融サービスプラットフォーム」とは、オンライン上で誰もが資産形成や資産運用で必要となるさまざまな金融サービスをワンストップで利用できる環境のことです。「テクノロジー」と「人の力」を合わせることで、全く初めてのサービス体験を提供できると考えています。

今後、私たちが目指しているのは、だれでもいつでもどこでも金融サービスにアクセスできるユニバーサルなプラットフォームの実現です。モニクルグループには、優秀なクリエイターと、他者の気持ちを理解できる社員が多く在籍しています。こうした強みを生かして、お客様の多様なニーズに対応できるサービスをさらに拡充し、「誰もがお金に関する正しい意思決定」ができる社会を目指し、進んでまいります。